奴のケツを舐めろ
−−−千葉北打納作戦・外伝−−−
2010/12/29
2010年12月29日 CKF(千葉北フィールド)
筆:赤口のカタヤン
知っているか?
サバイバルゲーマーには三種類居る。
拳銃片手に突撃を敢行する奴。
機関銃を振り回し、弾幕を張る奴。
ボルトアクションライフルでヘッドショットを連発する奴。
この三つだ。
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そう・・・あれは雪の降る寒い日だった(嘘
その日は年末最後のゲームの日。
そして、その日の最終ゲーム。
あたりは既に暗く、フィールドを照らす照明が点灯していた。
で、スタートの合図と共に俺は主席の後ろについて行ったんだ。
主席と俺は倉庫脇の塹壕へ突入した。
幸い、敵は居なかったんだが油断は出来ない。
主席は俺に後ろを取られないように指示をした。
その指示に従って、倉庫の角から顔を軽く出したんだ。
すると、味方の陣地からフラッシュライトがこっちを照らした。
その直後、顔の傍の倉庫の壁に着弾。
慌てて顔を引っ込めると「倉庫脇に一人!」と声が聞こえた。
おそらく味方だろうが、迂闊に味方であることを叫べない。
叫べば塹壕を使って敵の側面に回りこんでいると言うことがばれてしまうと判断したからだ。
味方からの誤射を気にしつつ、主席の位置を確認しようと少し塹壕を進んだその時だった。
「!」
突然ケツを撃たれたのだ。
驚いて振り向くと猛ダッシュで逃げ出していく味方の姿が・・・。
勿論敵は居なかった。
味方に撃たれたとは言え、戦死には違わないしな。
諦めて、セーフティーゾーンへと撤退した。
主席がセーフティーゾーンに戻って来きたので、
味方に撃たれてケツの穴が二つになったことを報告し
ネタにしながら、笑いあったさ。
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その後、「ブラム!」にて俺のケツを撃ったと自己申告してきた人物が出現したんだが、
俺は顔を見てなかったし、相手もおそらく俺の顔を見ていないだろうから真相は闇の中さ。
まぁ、真相はどうであれ「ブラム!」でのゲームでそいつのケツの穴を増やして差し上げたよ。
(完)