砂漠のヒヨコ
−−−人参軍ルーキー遠征inデザートユニオン−−−
2010/12/25


2010年12月25日 CKF(千葉北フィールド)
参戦者:人参解放軍ルーキー支隊(赤口のカタヤン・ジョン・×(カケル)・ウルフ(仮))
筆:赤口のカタヤン 


1.赤口、今ダ健在ナリ
この日、もって来た銃器はP90・G36-C・G36-K・MP7A1・VSR-10。
着替えを完了したあと、P90とG36-Cを動作チェックのためにシューティングレンジへ持っていく。

まずはG36-C。軽快なサイクルで0.25g弾を発射していく。調子は良いようだ。

次に、P90。マガジンをセットし、セレクターをフルオートへ。そして照準を標的に合わせ、トリガーを引いた。
しかし、ウンともスンとも言わない。

おかしい。

P90とG36-Cは前日にバッテリーはフル充電にして、セットしておいた筈なのに・・・。

セーフティをかけて、バッテリーの状態を見てみるとコネクターが外れていた。

「動作チェックしてよかったな」

自分の荷物置き場に戻ってそう呟いた。

このアクシデントはこれから起こる赤口の前兆だとも知らずに・・・。
 

第1ゲーム目:
G36-Kを担いで自軍のフラッグの元へ。
1回目の作戦としては地点K方面へ迂回攻撃を仕掛け、フラッグを目指す作戦だった。

スタートの合図と共にルーキー分隊はK方面にダッシュ。
しかし、敵の攻撃で全員が遮蔽物に隠れて進軍がストップ。

ジョンと×(カケル)に援護してもらいカタヤンは×(カケル)の元へ。
次にウルフが走ってくる。

その間にカタヤンは別の遮蔽物に移り、次に来る×(カケル)の援護をする為にトリガーを引く。
しかし、再びウンともスンとも言わない・・・。

この時点で気が付いた。
前日にバッテリーを入れたのはG36-KはなくG36-Cだったのだ。

カケルがカタヤンの援護無しに無事、到着した。

「同志カケル。すまない。バッテリーを入れ忘れたようだ・・・

「ええーーーーーー!マジっすかーーーーーーー!!」

と言う会話があったのは言わなくても分かると思う・・・。

同志×(カケル)にコッキングガバメントを借りて、プレイ続行。
 

カタヤンは囮になるから敵を攻撃するように頼み、次の遮蔽物へ走る。
しかし、遮蔽物に移った所でゲーム終了のアラーム。

カタヤンの赤口はまだまだ続く。

(この次のゲームではバッテリーを入れたにも関わらず、接触不良で動く状態になるまで時間をロスした)
 

2.現代版平型関の戦い(?)
 
このとき、敵主力部隊は城を占領しようと中央に集中し、その為我軍と敵との戦闘は小規模なものだった。
 
小競り合いを制した我が人参軍ルーキー支隊は戦車と対戦車砲を無事に奪取する事ができた。
 
戦車と対戦車砲を反転し、敵の陣地に向かう。
 
敵の激しい攻撃に遭うが、戦車の中でやり過ごした。
 
城からの狙撃もウルフ(仮)の活躍によって押さえ、さらに目標へ前進。
 
とうとうフラッグ目前まで進攻し、味方との連携によって完全に包囲した。
 
敵は諦めずに包囲を食い破ろうとするが、味方の集中砲火に。
 
かくして敵軍は完全包囲状態となったままで戦況は膠着し、味方からは

「君たちは完全に包囲されている! おとなしく投降しろー!!」

なんて声まで出る。
 
そのまま、ゲームは終了してしまった。
 
敵フラッグ付近に、死者なのか生きているか分からない人が多く、撃つのをためらった人が味方のほとんどを占めていたため、そのような結果になってしまった。
 


(完)



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