作戦名「聖クラウス」 -もう1つの冬戦争-

2011/12/11

2011年の冬は例年になく寒かった。通年戦い続ける人参解放軍としては、冬場は冬場の過ごし方が確立しているのでそれ自体はさしたる問題ではないのだが、クリスマス近くなっても他になす術もなくフィールドで身体的にも精神的にも寒さに震えるだけの他のゲーマー達に、愛とひと時の笑いとそしてしこたまのBB弾を振りまくべく、我が人参解放軍上層部は「聖クラウス作戦」の発動を決定、その日のうちに人参解放軍内には指令が駆け巡った。

そして迎えたゲーム当日、この呼びかけに呼応した6名の同志達によって「フィンランド特殊部隊・聖クラウス」(架空の部隊です、念のため)が編成され、福生の大地に赤い衝撃が走る事となった。

以下はこの時の状況を記録した貴重な画像の幾つかである。



 
整列し、閲兵を待つ聖クラウス隊。
小銃短機関銃といった標準兵装に加え分隊支援火器として軽機関銃・狙撃銃各1丁を備え、更に輸送戦力としてトナカイも配備と言う優良編成である。


「部隊長殿に敬礼ーッ!」
紅中兵臨時隊長の閲兵を受ける聖クラウス隊。
数が揃うと気持ちが良いものである。


閲兵の様子を撮ったもう一枚。
あれ、人数が増えてる?


聖クラウス隊、行軍開始。
勿論行進はロシア式である。


行軍体形から瞬時に全周警戒に入る聖クラウス隊。
先頭はトナカイ輸送総監だが、実はこの日迷彩効果が異常に高かった事が敵側の戦闘詳報に記録されている。
ネタな筈が予想外に実効果が高く、下手な迷彩服は児戯に等しいと言い切れる程、完全に地形に溶け込んでいた。
恐るべし聖クラウス隊。

 
「次の戦場への輸送もしっかり頼む」
「はっ!同志主席と共にいずこへなりと」
支援部隊も決して軽視しないのは人参解放軍の不文律だ。


赤い戦闘服とマンドリン(orバラライカ)、このしっくり感は何だろう。
どちらも寒い国特産だからか。


輸送車両(?)を台座に軽機が吠える。
エビ茶マグ付きRPKが火を吹く時、いかな敵とて無事には済まされない。


隊の休憩中に周辺警戒にあたる狙撃兵。
フィンランド国章と空挺徽章(ご存知の様にソリで空中機動を行う為)がはっきりと伺える貴重なショットだ。


「めりい・くりすますじゃあ!フォッフォッフォーッ!」
「輸送部隊だって武装はしてるんですよ。このスコーピオンをご覧あれ!」
ドラムマガジンな2人が周辺一帯を火力制圧する。

良い子にしていたゲーマーにプレゼントを届ける聖クラウス隊。
うち続く機動でトナカイもへばり気味だ。

かくしてこの日は赤い一団が、山上を制圧したり敵陣後方を奇襲したりしては十分な運動エネルギーを有したBB弾をゲーマー達に向けて大放出し続けていた。
君もBB弾じゃなくてプレゼントが欲しかったら、今年一年はゾンビやオーバーキルをしないで良い子で過ごそう!

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