人参画報

理大祭視察の巻!

2000年11月23日〜26日までの間、千葉県は野田にある東京理科大で学園祭「理大祭」が開催された。
人参軍定例ゲーム常連チームである「理科大防衛軍」から毎年お誘いを頂いている人参軍主席・紅中兵は今世紀最後の理大祭を視察すべく、ジュニアを伴ってそのキャンパスに足を踏み入れたのであった。
 


場内にて何事かをアピールする謎のテロリスト風ゲーマー。
残念ながら会場にはソグド語を解する者がいなかった為、彼の主張は受け入れられる事なく終わった。


偉大なる紅中兵主席の来訪を聞き、自衛官ゲーマーが場内の風紀一掃に乗り出した。
しかあし、指揮刀を抜く彼の背後には件のテロリアンが・・・
パンツァーファウストの正しい使用法を知らない彼が手にする「対戦車用ゲンコツ」の一撃を食らって敢え無く轟沈したのであった。


待ちに待ってた我らが首領様到着。
まずは射的に使用される貸し銃をご説明申し上げるスワン兵。
ちなみに紅中兵主席はこの後持参したマイガンでトライするも15発2中だった事は如何なる歴史書にも記載されていない。
おや、左側を瞬間移動するのはもしかして・・・?
 


続いて、展示品銃器の視察をする我らが領導者同志主席。
スワン「これがマルイショットガンシリーズ第二弾のベネリであります、同志主席」
紅中兵「ふむ、この使い手が俗に『ベネラー』と呼ばれる奴だな」
スワン「おお、流石偉大なる同志主席は全てお見通しでいらっしゃる。一を聞いて十を知るとはこの事でしたか」
 


続いて視察は2次戦銃コーナーへ移る。
紅中兵「おお、これが我らがAKの母体となったSTG44か。」
スワン「はっ!まだまだ銃器が工芸品的要素を含んでいた当時にあって既に大胆なまでにプレス加工を取り入れたその工法たるや、まさしく時代の最先端であったと言えるでしょう。」
紅中兵「うむ。短期間で良く学習したな。これからも馬車馬精神で更に精進したまえ。」
スワン「ありがたきお言葉、勿体無う御座います」

・・・その頃親愛なる若き指導者同志ジュニアは・・・
 


模型戦車を相手に、一人黙々と対戦車戦闘訓練に勤しんでいたのであった。
「戦車相手に前面から行っちゃダメだ、側面か後方から接近して上面装甲を・・・」
かくしてリモコン90式はその走行を止めるまでに5〜6発のBB弾(たま)を砲塔背面のラック内に受けていたのであった。


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