人参画報

第三次人特演の巻!

内外からの熱い要望に応え、遂に長年の沈黙を破って人参軍特別演習(人特演)が再開された!
今回はその後入隊した新人達をターゲットに(別に的にした訳じゃないぞ)据え、まずはこれから定期的に展開されるその後の人特演に向けた基礎作りの意味合いが強いプログラムが用意され、「体育会系のサークルみたい」とのお言葉をも頂戴したほどである。
勿論、何をやるにも「楽しく無理なく」がモットーの人参軍では怒鳴ったりビンタしたりする様な人は皆無なので、その点ではいささか迫力はないかも知れないがその分誰でも楽しみながら自然とうまくなっていくのである。

さて、能書きはこの位にしてその様子を見てみよう。
猶、演習内容には一部軍機に触れる部分があるのでその辺はご承知おきあれ(単に画像がなかったからなんて言わないで!)。
 
 

演習用地の整備に当たる人参軍幹部達。
紅中兵主席「連携演習用塹壕群は予定通り掘り進んでいるか」
朴政治将校「はっ!あちらで捕虜を使って掘らせているのが第6塹壕であります。当地の地面は大型の岩がごろごろとしており掘削は困難、為に捕虜の疲弊と若干の遅延が・・・」
紅中兵主席「能書きはいい。いつ完成する」
朴政治将校「午後には・・・いえ、昼、昼には必ず!」
紅中兵主席「良いでしょう。努力しなさい」
かくして急ピッチで作業は進行、結局昼前には8つの塹壕がすべて完成したのであった。


 
 

横一線に並んで射撃演習を行う同志達。
随分遠くに見えるが、一番手前の標的でも20mの距離である。
ちなみに最奥部の棒状の物は40m標的。さすがにホップなし状態でこれに当てた者はいなかった。
 
 


 

射撃の様子。立撃・膝撃・伏撃と絵に描いた様に3者が見て取れる。
エアガンは実銃の様に反動がある訳ではないので人参軍では特に射撃姿勢などは拘らず、立とうが寝ようが踊ろうが当てられるのが良い姿勢だとされる。
とはいえ安定した銃器の保持はゲットの為の大前提なので、その意味では自然と実銃の保持姿勢に近づいていく様である。
 
 


 

昼は当然厨房部の出番。
この日のメニューは豆腐チゲだったが、ちょっと薄かったかな?
やはり中華でないとどうも本調子が出ない様だ。
 
 
 


 

昼休みの後、射撃演習場を利用して迫撃砲の射撃試験が行われた。
人参兵2名が周辺警護に当たる中、砲兵将校の合図で砲弾が装填される。
猶この写真では写っていないが、「九八式曲射歩兵砲」の運用にはあと砲手が必要とされ装弾手、観測手(砲兵将校)の通常3名で運用される。
 


 

九八式曲射歩兵砲に九九式榴散弾を装填する瞬間。
この日唯一砲弾を捉えた貴重なショットである。
当日は砲弾形状も各種用意され、飛翔状態や飛距離・射程範囲等の各種データが収集された。
 


 

迫撃砲の実射試験は予想以上の大成功に終わったが、その後倭国からの留学生ぎっしー(写真中央)の要請により、このユニット及び外殻を流用しての無反動砲の製造に関する考察を行う為に中国軍伝来の「迫撃砲水平撃ち」を行う同志達。
榴散弾砲弾を利用しての無理矢理な水平射撃の為、本来の性能は出し切れなかったがそれでも新たな可能性が十分に示唆される事となった。
 

この日は通常のゲームと比して数倍するという猛烈な射撃量にバッテリー切れを起こす者が続出し、その結果、最後まで変わらぬ戦力を有し続けられるのはガスガン使用者(特にエアータンク)という新たな事実も浮上した。
長物に関しては主流は既に電動ガンだが、拳銃や小型SMGのパワーソースとしてはまだまだガスは必要不可欠なだけに、環境にもやさしく低温にも強いエアータンクの使用はもっと見直されて然るべきだろう。
写真は懲罰兵にエアタン空気入れの刑を施す同志白頭山。
 

見学者席から見た演習の一風景。
右側(画面の外)にある中央フラッグ目指して突っ込む数名が中央に写っている。


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