人参解放軍建軍記念式典2007 −今年も一波乱アリーの巻
 

天候不順によるゲーム延期などでここ数年お流れになっていた人参軍最重要定期イベント「建軍記念式典」が数年ぶりに2007年挙行された。
昨年より活動を開始した我軍ホームグラウンドである茨城の井岡山フィールドにて、5月13日に行われた本式典の模様を今回も大奮発の人参画報で余すところ無くお届けする。
今年は久々に叙勲者も出るなど大いに盛り上がり、恒例の茶菓振る舞いでは新語も登場するなど例によって人参軍以外では成し得ないであろう独特のイベント展開は、この時期に参加したゲーマーだけの特権なのだ。


本日参加メンバー中では最古参となる佐藤人同志の号令一下、主席の前に整列する人参解放軍メンバー達。
装備こそ東独、旧軍、新軍、OD作業着と様々だが、全員の左上腕部には人参解放軍部隊章が。
これこそ人参軍正規隊員の証明である。


「同志諸君!」紅中兵語録をかざし同志主席があいさつする。すかさず左胸ポケットから語録を取り出し応じる同志達。
・・・と、1人変だぞ?アップにしてみよう。


をっとこれは、某国最新の350mlペットボトル型手榴弾(使用法は旧日本軍の九七式と同じ)。
さては同志イノウエに化けた某チームからの刺客?!


異変に気付き思わずAHA!体験をしてしまった同志諸君にはお構いなく、防護キャップを外し発火を試みる刺客。でも注意書きに「固い物に強打」と書いてある通り、ヘルメットじゃないのでどうもうまくいかない様だ。


「・・・?・・・?」頭ではダメだと悟り、固い物を探して革ベルトで試みる刺客。
ちょっと余裕が出て来た同志達はそれでも固唾を飲んで次の展開を見守る。


「だめだなー。えい!エイッ!」
どうも固さが足りない様で雷管に発火させる事が出来ず、焦る刺客。
この時既に15分程経過しており、とりあえず腰を降ろして事態を冷静に見つめる同志達。


「めんどくせー、このまま主席にぶつけて発火させてやるッ!」
遂にキレた刺客が突進する。すかさず腰のものを抜いて応戦に備える同志諸君。


防弾チョッキを利用し、自らの体を以って主席の盾とならんと刺客に真っ向から突っ込むメガト同志。息詰まる緊張の一瞬!


反撃成功、四肢を完全に押さえ込まれ制圧された刺客。手榴弾は同志佐藤人が安全圏へと投擲する。
同志諸君の見事なコンビネーションで、敵の目論見は主席眼前2mにて脆くも潰えたのであった。


という事で改めて式典続行。
えっまた同じ人がいるって?実は周辺警戒中に同志イノウエは隙を襲われて敵の手に落ち、下着姿で縛られフィールド入り口に転がされているのを犬の散歩で通りがかった付近住民の通報で発見、無事保護されたのであった。


人参軍最高の栄誉、「1人で500人力勲章」を受ける佐藤人同志。
皆さんご存知の様に、霊銃「セキチョゴンU」で敵戦力の75%を1人で撃破、や同じ旧軍装備の強敵「武士」所属の五十鈴輜重兵ドノとの一騎打ちにおける華麗な勝利を始めとする数々の武勲がこの度の叙勲理由だ。


この記念すべき日に新規入隊した、山咲同志。
この日は旧軍装備だが、夏場は越南装備など我々に近いアイテムも数多く有している期待の新人だ。


続いて、先ほど主席警護に並々ならぬ決意と行動力を発揮したメガト同志が呼ばれる。
彼は前回の参戦から半年程経過しており、正規隊員としてこの日初めて同志に紹介されたのであった。


一通りの式典が終わったら、さあお待ちかねの会食タイムである。
各々持参せる食器を手に配給を待つ同志達。


本日のメニュー:
定番の麻婆豆腐、最近流行の海老マヨネーズ炒め、そしてマーボ春雨。
紙コップに入っていて一見地味なのは実はふかひれスープである。
ちょっと見少なそうだが、これで合計10人分以上ある。この日は式典挙行を記念し、同志諸君の食事代はタダ!太っ腹だぞ人参軍!


という訳で、楽しいお食事タイムである。
人参軍厨房部として目下の課題はより大なるテーブルの導入だね。普段は3ー4人なので何とかなっているのだが・・・
あ、そうそう、ご飯は勿論お代わり自由の原則はこの日も適応されたのである。


人参軍記念式典の日の恒例として、当日の参加者全員に茶菓が振舞われた
ちょっと小さくてわかりにくいのだが、この日はジャスミン茶とマンゴープリンで南方風のティータイムである。
尚この時、マンゴープリンを誤って「塹壕プリン」と空耳った同志がいた事からこの日、「人参軍塹壕プリンプロジェクト」が発足した。
何をやるのかは乞うご期待!
 
 


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