人参解放軍建軍記念式典2001!の巻
 

年々面白くなくなるBHが終わった翌週の5/12、人参軍定例ゲーム時に5月恒例の人参解放軍建軍記念式典が挙行された。我等が人参解放軍も既に4周年を迎え、昨年の経験から遂に主席警護隊も出動しての厳戒体制で挙行された。以下はその一部始終である。


開式の辞を述べる同志主席。隣に侍するは久々の前線勤務となった朴政治領導員である。
ここまではいつもの構図だ。しかし・・・


左側に位置するは、公安局から特別に派遣された主席警護隊である。
前回の式典時に行われた主席暗殺未遂事件は人参軍青年将校団の身を挺した活躍で阻止されたが、敵も再攻撃を意図しているならおそらくグレードアップしてくるであろう事が予想される為、内務部より治安維持のプロを招聘する運びとなった。
そしてその判断は正しかった事が後に証明されるのであるが・・・何、右端の人がラーメン食べてるって?
同志主席の寛大なる御心に君もやっと今気付いたネ。


お決まりの訓示の後、突然誰も聞かされていなかった叙勲式が挙行された。
対象はこれまで軍功甚だしかったにも関わらず無冠であった我等が朴政治将校だ。
上は祝辞を述べる同志主席。一時たりとも気を抜かない公安同志達の様子も伺える。


朴政治領導員が「1人で500人力勲章」を受ける瞬間。如何なる時も表情を変えない彼はこの時もにこりとすらしていない。
 


叙勲を終え、偉大なる主席と握手というまさに栄光の瞬間である。
だがその時・・・


突如、全員がウッドランド上下とブッシュハット、武器はM4カービンに着剣という装備をした一団が主席めがけ乱入して来た。
朴領導員が身を楯にして主席を庇う間、警護隊は瞬時に暴漢共に立ち向かいあっという間にこれらを全て排除したのである。
まず1人目、ストックで殴り怯んだ隙にスパイクバヨネットで刺突。M4カービン対AKはリーチの長さでAKの勝利に終わったのである。


続いて右から攻撃して来た2人目。敵銃口を上に弾き上げ、クロスさせた2銃で押し潰した。
目撃者もあっけにとられる早業である。


更に左から突っ込んできた3人目も、AKの銃床を顎に叩き込んでダウン。すかさずバックアップが駆け寄り取り抵抗力を確認したが、既に事切れていた。
ここでもAK対M4カービンの白兵戦向きの差は歴然。「ナイツとは違うのだよ、ナイツとは(byカラシニコフ)」と言ったとか言わなかったとか。
猶、隊長格と目されたこの3人目の暴漢は、検死解剖の結果肝硬変だった事が判明した。


最後の一人は、所詮ストーナーライフルは人民の革命精神の結晶の前には役立たずと悟って銃剣のみで立ち向かって来た。
警備隊長がすかさずAKバヨネットを引き抜いてこれに立ち向かう。
左後方に脅える見物客が映っているのに注目。「これは演習ではない」のだ!


米帝の数打ち銃剣が悪かったのか、百戦錬磨の警備隊長に真っ向から挑んだのが間違いだったか、たちまち取り押さえられて連行される4人目のテロリスト。
前回の襲撃時には主席をお守りする事に手いっぱいで全員射殺してしまい貴重な情報を無にしてしまっただけに、さすが公安同志達であると朴政治将校もその手際の良さに感服している1ショット(右)。


「邪悪なるテロリスト共は全て排除された。正義は必ず最後に勝利するのである。我等が偉大なる首領様にして、天がゲーマーに与えた光明たる同志紅中兵主席と人参解放軍に永久(とこしえ)の繁栄あれ!」
「人参解放軍バンザイ!」「わんすい!」「マンセー!」
朴政治領導員の発声を受け、一同が紅中兵語録をかざして式典は終了したのであった。
 
 


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