人参画報2007/12/15

人参軍大忘年会2007勿論in中華街

 2006年に復活を遂げた人参軍恒例中華街大忘年会だが、2007年もまた賑々しく挙行された。
今回はちょっと店の趣向を変えて某男たちの挽歌っぽというか、高級感溢れる雰囲気の店を予約してみた。
皆固くなっちゃって昨年ほど飲んでなかった(という事で隠れ幹事の負担額が軽く済んだ事は特級秘密である)という事もあったが、でもやっぱ年に一度のお楽しみは良いネ!

と言うわけで、今回もさくっと振り返ってみよう。



今回の(というか、前回もそうだったけど)終結点である朝陽門。
中華街のシンボル的にいつも出てくる●●門とはちょうど反対側にあたる。
何でこっちなのかって?そりゃあ人と同じじゃ面白くないだろう。


さて、和やかに今回の店に向かう一行。
普段はまず何をさておいて関帝廟詣でなのだが、今回は遅刻者続出で時間ギリギリになってしまった為まず会場に向かう。
食がすべてに優先されるのが我が人参軍なのである。


今回の忘年会場、均昌閣である。
外観も中々迫力があるが、中も良い感じだった。
安易にぐるなびなんかで選ばず、人参軍情報部が数多の口コミ情報を総合して選定しただけの成果が十二分に感じられたインパクト・味・そしてサービスであった。


これをみたまえ。
まるで結婚式の披露宴とみまごうばかりだが、これが我が人参軍大忘年会の格式ある会場なのだ。


我等が親愛なる同志主席の発声を頂き、列席者が一斉に杯を挙げた。
今年一年、皆よく戦った。そしてなにより、事故ゼロ怪我ゼロでこの日を迎える事が出来た事こそ喜ばしい限りである。

  
今回は会場の雰囲気に圧されて皆非常にお上品に食事をしていたので、まあその代わりに料理など紹介してみる。
定番のフカヒレスープに近年上海から流行し出したというエビマヨである。
辛いのが苦手な人もいるかと思い(人参軍正規メンバーのみならず広く友好チームからの列席者もいらっしゃるので)、こちらを選んだのだが正解だった。
こういう美味しい物を食べると、人参軍厨房部活動の際に「あの味を再現だっ!」と燃えてくるのである。


勿論中華お約束の回転テーブルである。
個室貸し切りなので店の人は用がない時はいない。「じゃあ用が出来たら?」ちゃんと呼び出しボタンがあるのである(右手前)。
みたまへ、このお上品な歓談。同志イノウエなんか口を隠して笑ってるぞ!

  
お料理第二陣。
味付けも薄めのやら濃い目のやらとバリエーション付けてくれていて、飽きない上に幾らでも入ってしまう。
気分は黒烏龍茶のCMである。


最近は大忘年会のみ拝見する深田厨房部長の姿が。
とはいえ、かつては同志主席とツーマンセルで米帝の手先共をキリキリ舞いさせ、他チーム主催の射撃大会で優勝をかっさらった程の剛の者なのである。
また、彼なくして厨房部第一期は発足しなかったといっても過言ではない。まさしく建国の元勲である。

 
カニ爪コロッケに続いて、今回のコース限定という特製チャーハンが。
これは見ている前で作ってくれるというパフォーマンス付き。
辺りに芳香漂い非常にありがたいのだが、お陰で極めて微妙なネタトークがその間出来なかったと言う諸刃の剣であった。


今回の叙勲は、戦闘力・内政面の両面で人参軍をリードしつつある同志金子に巨大な弾丸型のライターが授与された。
勿論毎回、誰が何を受賞するかはこの大忘年会当日まで極めて限られた層しか知らないトップシークレットなのである。


昨年の同志マカーロフの後を次いで、2007年のネタ大賞に選ばれた同志イノウエには「緑垂れパンダ章」が授与された。
緑なのでまだ「害の無いボケっぷり」だがこれが黄・赤と進むにつれ程度が重くなるのはサッカーの審判と同じ。
とはいえこうなったら3色揃えてみて欲しいものだ。


そして番外編として、友好チーム構成員のツ号さんには人参軍被服敞が設計の段階から特別生産した「百式短機関銃用弾倉嚢」が贈呈された。
勿論これは特別な友好の証として授与された物であるから、通常だったら幾ら金を積んでも手に入らない激レアな一品なのだ。
レプリカは勿論のこと詳細な資料すら入手困難だったブツが今、突如現実の物となり思わずにっこりである。


飲み食いして終わりじゃありません。
人参解放軍、しめるところは締めて第一次宴会の後、ちゃんと関帝廟を詣で2008年の武運長久を祈願してきました。
あれ、何か人数が足りないぞ?何人か買い物からまだ戻ってないな・・・


勿論その後は、お楽しみの物資調達である。
木製の青龍刀が一気に3本売れたり、お葬式用の紙幣を行列して買ったり(これは後にベトベト戦で賄賂として有効に機能したという後日談付き)、モーゼルのランヤードリング用に壁掛けの飾りを買ったりと普通のゲーマー・普通の観光客とは違う視点のお買物多数により、我々のサバゲアイテムが一気に充実した事は疑うべくも無い。


かくして中華街の夜は更けていった。
この後一行は「転進じゃなくて点心が食べたい!」という事で某所にて蒸し物など食していたが2次会は取材禁止だったので今回はここまで。
 


それでは良いお年を。


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