人参画報

人参軍新春叙勲式典!
 

新年早々のブラックホールがあった翌週、新しい世紀を迎えて初の人参軍定例ゲームが千葉県は203高地フィールドにて賑々しく行われた。
この日は久々の復活「野蛮人戦」や初の試み「手榴弾敷設戦」、更にはちょっと顔を出しただけの背広のメンバーを強引に引き摺り込んでの「VIP護衛戦」等、新年にふさわしい多彩なシチュエーションゲームで幕を開けた。
猶、当日は前週にBH会場にて行われた「パンツァーフロント」大会で定例ゲーム常連の2名が土日と相次いで優勝するという快挙を成し遂げた為、主席予てよりの「もし並み居る強豪相手に見事優勝した暁にはその功をたたえて鉄十字章の100倍価値あるといわれる『1人で500人力勲章』を授与する」という約束を実行すべく「人参軍新春の叙勲式」も行われた。
以下はその模様を追った21世紀初のドキュメントである。


この日の為に編成された人参軍儀杖隊が威儀を正す中、栄光ある戦車兵の両名の為の新春叙勲式典が開始された。
両同志の胸にはBH会場でその卓越した技能によって勝ち取った鉄十字章が見える。
コスプレ系ゲーマーにはショップで買ってきただけの記章・階級で高位高官を自称する輩も多い中、彼等の様に自力で獲得したその功績は高く評価されるべきである。
といってもソ連戦車兵に「クロスオブアイアン」は何とも不釣り合いだ。予てよりの約束通り大会にもこの格好そのままで参加した熊猫軍曹(写真左)は「もし優勝したら・・・」とその事を憂いていた。
そこで我が人参軍では、優勝するほどの力量があるなら我々が正当に評価しようという事で500人力勲章の贈呈を約束した。
そして大会では彼等は言葉に違わぬ奮戦を見せ、今日のこの日の運びとなったのである。


同志主席のお言葉に耳を傾ける一同。
勿論人参軍儀杖隊は直立不動・捧げ銃のまま微動だにしない。
急編成とは思えない練度の高さが垣間見れる貴重なショットだ。


同志熊猫軍曹に手づから「1人で500人力勲章」を付ける我らが偉大なる同志主席。
同志軍曹は「騎士鉄十字章杯」というタイトルにも関わらずこのソ連戦車兵姿で競技に臨んだ筋金入りの紅軍戦車兵。
ちなみに彼は人参軍青年将校団の一員として人参軍本部ビル内でも主席執務室の護衛を務めている。


続いて非同盟友好チーム「モスキート」所属のダムバスター同志が500人力勲章授与の栄誉を受ける。
彼は大会土曜の部で優勝、BH初日で買い物帰りの多くの人参軍定例ゲーム常連がその歴史的瞬間を目の当たりにした。


最後に最敬礼で答礼する両戦車兵同志(左)と喝采でこれに応える同志主席。
普段の戦闘状態時には右手だけで行う略式敬礼が認められており、そちらが多く用いられる為なかなかこの型にはお目にかかれないが、人参軍では元来これが正式との事。
また、主席左腕の赤い帯は腕章でも何でもなく単なるマーカーな事もこの写真から判別出来る。
 
 


 人参画報表紙へ   人参日報編集局へ   人参日報第一面へ