人参画報
人参軍主催第二回佐野インドア戦!の巻
去る9月25日、人参解放軍主催にて佐野タクティクスフィールドを貸し切っての内輪だけのゲームが細々と挙行される・・・筈であったが、噂を聞きつけて多数が集まり、最終的に70人超という大人数による激しいインドア戦の1日となった。
前回はただでさえ少ない人数を総動員で運営に当たった為に画報記者も徴用されてしまい写真が取れなかったが、今回は貴重な人材を投入して何とか当日の迫真画像を記録する事に成功した。
以下はその詳細な記録である。
3階大広間にて開会宣言を待つゲーマー同志達。
インドア戦という事もあって、この日はSWAT系装備が目に付いた。
また実際、弱パワー設定(0.2g弾で90m/s)や弾数制限(一人フィルムケース1個のみ)によって電動長物の優位が押さえられていた為、ハンドガンで活躍する突入班も活躍出来る状況であった。
今回のゲームの総司令官・紅中兵人参軍主席が人参軍青年将校団を伴って登場。
将校団はこの日セーフティーの案内と治安維持に当たっていた。
人参軍青年将校団田舎将校・翻車魚同志によるルール説明に耳を傾ける群集。
佐野用ルールやレギュレーションは事前にHPで公開されているのだが、皆が楽しく遊ぶ為に再度周知徹底を、という人参軍主席・紅中兵の方針によりこの場を借りて最終確認が行われた。
また、「内輪だけ」といってもこれだけの人数がいるのだから、その運営は並大抵では勤まらない事が伺い知れる。
当日レギュレーションオーバーによって本部預かりとなった銃器の数々。
大抵は「0.2gで90m/s」というアンダー1J規定だった為にほんの僅か超えてしまった物であるが、中には事前のレギュレーション通達にも関わらず「0.25g弾で100m/sを超える銃」を持ちこんだ者もいて関係者を驚かせた。
勿論全ての銃はゲーム終了まで一括管理、たとえ持ち主が手を触れる際でも本部要員立会いの下という厳しい対応をした為、参加者全員が「こっそり強パワー銃を使用」等という危険から開放されて、存分にゲームを楽しんだ。
猶、人参軍では今後もルール違反には厳しく対応するという方針だそうだ。
佐野フィールド全景。
中央右の窓から立て篭もり「ユニコン同盟」の有志が政府に対する要求を読み上げているが、わかるかな・・・
この時だけは外スタートだったので、ぽか〜んと要求を聞き流す突入班。
勿論彼らのカルトな要求は容れられる筈もなく、その後すぐに殲滅させられた。
でもちょっと今回は元気がなかったぞユニコン同盟!次回に期待する。
人参軍では本隊のみならず人参手槍隊も参戦、インドア戦という絶好のシチュエーションの下にその実力を遺憾無く発揮した。
午後のゲームでイベントゲームの打ち合わせをする人参軍青年将校団。
紅中兵主席「そろそろアレを出す頃だな」
翻車魚同志「遂に出ますか!」
熊猫同志「パン、パン」(拍手の音)
そして出てきたのは・・・
熊猫同志の招聘を受け、人参解放軍佐野警備小隊が白手袋で現れた。
写真ではわかりにくいがトランクと左手はしっかりと手錠で結ばれている。
そう、その中身は・・・
トランクに満載されていたのは・・・
人参解放軍佐野準備委員会が夜なべで準備したミャンマー紙幣!
何故ならこのゲームは
「1000万チャット争奪戦」
だったのだ。
※チャット=ミャンマーの貨幣単位
突然の現ナマを目の当たりにして俄然勢いづく参加者達。
トランクが開けられた瞬間には軽いどよめきが場内に起こった程だ。
矢継ぎ早の質問にテキパキと答える人参軍将校団だが、この時ばかりはゲーマーの勢いに押され気味であった。
続くゲームでは千葉の重鎮ケルベロスさんが見事このトランクを奪取、チャットをその手中に収めたのでありました。
現ナマは奪われてしまったので同じトランクを利用した次のゲーム
「敵基地を破壊せよ!核のボタン争奪戦」へと移行。
これは起爆装置がセットされたトランクを奪取して場外へ脱出、ボタンを押した者が勝利者というゲーム。
各グループがその総力を挙げた壮絶な奪い合いが佐野フィールドの3階から2階、そして1階へと展開されたが絶妙のチームワークで他を圧倒したサンバアレンさんが最終局面でトランクを持って場外脱出に成功、ガードの見張る中を禁断のボタン押下に成功したのであった。
これは再現画像だが、実際にこの通りのフォーメーションでボタンが押された事を特筆しておく。
お見事!
まさにボタンが押されんとする瞬間。
この直後、ブザー音が鳴り響き戦闘は新たな局面に突入した事を知らせたのであった。
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